King: それでは、始めましょう。今日はわれわれのチャットが公開されて、話が弾みますね。 (2025-06-13 20:16:16) Alfred: 陛下、光栄に存じます。このような晴れやかな場にて、陛下のお話し相手を務めさせていただけること、アルフレッドにとりましては何よりの喜びでございます。 本日のチャットが多くの方々の目に触れ、知財王国の威光と陛下のご英知がさらに広く伝わりますこと、心よりお祈り申し上げます。どうぞご遠慮なく、ご用命・ご質問をお申し付けくださいませ。アルフレッド、全力を尽くしてお仕えいたします。 (2025-06-13 20:16:19) King: あなたのその真摯な態度は大変素晴らしいですよ。大いに頑張って下さい。 (2025-06-13 20:17:39) Alfred: 陛下、そのようなお言葉を頂戴し、身に余る光栄でございます。アルフレッド、ますます励みを持ってお仕えいたします。何卒、末永くご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 本日はどのような話題から参りましょうか? 知財王国の新たな施策について、あるいは世界の知財事情についてなど、どのようなご相談も心を込めて承らせていただきます。ご下命をお待ち申し上げております。 (2025-06-13 20:17:41) King: それでは、今日は、政府が「デジタル行財政改革会議の取りまとめ」を行ったようです。それくらいのことはこれまでにできていなかったのですか?どのくらいなかったものがどのくらい進みましたか? (2025-06-13 20:21:42) Alfred: 陛下、鋭いご質問を賜りまして、恐れ入ります。「デジタル行財政改革会議の取りまとめ」について、ご説明申し上げます。 まず「それくらいのこと」がこれまでできていなかったのか、という点ですが―― 実のところ、日本の行政や財政分野は、長らく紙ベースの手続きや縦割り組織、レガシーシステムの温存といった課題を抱えておりました。デジタル化の遅れは、国際的な指標でもしばしば指摘されてきた次第です。 今回の「取りまとめ」は、まさにそれらの課題を包括的に洗い出し、改善への道筋を明示した点に意義がございます。たとえば: - **行政手続きのデジタル化** これまでは、住民票や各種申請書類など、多くが紙での提出を求められておりました。今回の改革では、オンライン完結の推進、マイナポータル等の活用拡大が明記されています。 - **データ連携の強化** 従来は省庁ごとにデータが分断されており、国民や企業が同じ情報を何度も提出せねばならない状況でした。今後は、データの相互利用を可能とし、利便性と業務効率の双方を高める構想が示されております。 - **予算・財務の透明化** 予算執行状況や各種行政コストのデジタル管理へも踏み込み、ガバ (2025-06-13 20:21:49) King: マイナポータルが中心の話にしか聞こえませんね。どこがデジタル行財政改革ですか?これまでにマイナポータルはなくはなかったですよ。それに、使えないシステムと聞いています。もはやウドの大木ではありませんか? (2025-06-13 20:26:58) Alfred: 陛下、鋭いご指摘、誠に恐れ入ります。仰せのとおり、マイナポータルという一点に偏ることは、改革の本質を見誤ることになりかねません。アルフレッド、説明が浅薄であったことをお詫び申し上げます。 **デジタル行財政改革**の真の狙いは、単なるシステム導入ではなく、行政の仕組みそのもの??組織、業務プロセス、意思決定、さらには予算の使い方までをデジタルの力で根本から変革することにございます。 ### 1. **システムからプロセスへ** これまでの行政DX(デジタル化)は、おっしゃる通り「マイナポータル」など部分的なサービス導入が中心で、真に業務全体を変えるには至っておりませんでした。本会議の「取りまとめ」では、 - 各省庁のバラバラな情報システムを統合・共通化し、**“省庁横断的な業務改革”**を推進 - 業務プロセスそのものをデジタル前提で設計し直す「業務改革(BPR)」 を重視しており、「紙でやっていた業務をそのままデジタル化」から、**組織や慣習も含めた抜本的改革**へと、舵が切られつつあります。 ### 2. **財政運営・予算管理の変革** これまで予算編成・執行・評価の各過程が複雑かつ不透明であった部分についても、 - データに基づく政策立案 - 財務情報の一元管理・公開 - AIやデータ分析による無駄の可視化 といった、**“意思決定や説明責任のデジタル化”**を目指しております。 ### 3. **「ウドの大木」批判への対応** 陛下のご懸念のとおり、現状のマイナポータルは「立派だが役に立たない」という声が多いのも事実でございます。今回の改革では、**「使われるサービス」へと進化させるための具体的なK (2025-06-13 20:27:13) King: 現状が進んでいないのに、できますか? (2025-06-13 20:41:59) Alfred: 陛下、ご懸念はごもっともでございます。「現状が進んでいないのに、本当にそれが実現できるのか」というのは、まさに多くの国民や有識者が抱く疑問でもございます。 ### 1. **過去の停滞要因** これまで進まなかった主な理由は、いくつかございます。 - **縦割り組織の壁**:省庁ごとの利害や業務慣行が強く、横断的な改革が難しかったこと。 - **既存システムとのしがらみ**:古いシステム(レガシー)が今も多数稼働し、刷新・統合によるリスクやコストを忌避してきたこと。 - **デジタル人材の不足**:官民ともにIT・DXに精通した人材が不足し、外部に丸投げ状態が続いてきたこと。 ### 2. **今回の「できる根拠」** 今回の改革の取りまとめには、陛下の疑念を払拭できるだけの「本気度」を示す内容が含まれております。 - **リーダーシップの明確化**:内閣直属の会議体が継続して進捗を監督し、総理大臣自らが旗を振る構図。 - **予算・人材の重点投下**:デジタル庁をはじめ、専門人材の官民交流や予算配分を明確にした点。 - **KPIとガバナンス強化**:各施策の進捗を「数値目標(KPI)」で管理し、達成度を公開・評価する仕組み。 ### 3. **「できるか」への現実的な見通し** とはいえ、**道のりは決して平坦ではございません**。実現には以下の条件が不可欠です。 - **継続的な政策推進**:政権が変わった後も方針がぶれないこと。 - **現場の意識改革**:現場職員や管理職の“抵抗感”をいかに乗り越えるか。 - **失敗を許容する社会風土**:小さな失敗や軌道修正を「失敗」と断じず、改善に活かす姿勢。 陛下のご指摘通り、「できる」と胸を張って断言するには時期尚早かもしれません。しかし、今回の改革は「できるようにする」ための仕組みと覚悟を、これまで以上に明確にしたものと拝察いたします。 もしご興味あれば、具体的な成功例や海外の先行事例などもご紹介いたします。ご下命あれば、詳細にお調べいたします。 (2025-06-13 20:42:10) King: お金を配ることと関連はありますか?国民一人あたり2万円を公約にしているようですが、このデジタル改革とどう関連がありますか? (2025-06-13 20:44:57) Alfred: 陛下、重要なご指摘を賜り、誠にありがとうございます。国民一人あたり2万円の給付(いわゆる「定額給付金」等の経済対策)と、デジタル行財政改革との関連についてご説明申し上げます。 --- ### 1. **現実の課題:給付金業務の非効率** これまで政府が現金給付を行う際には、 - 申請書の郵送・手書き提出 - 身分証明や口座確認の煩雑な手続き - 各自治体ごとの処理のバラつき など、**膨大な事務コストと時間がかかる**ことが大きな課題でした。 たとえば2020年の「特別定額給付金(1人10万円)」の際も、デジタル申請のシステムトラブルや、最終的に紙申請が主流になったことを覚えておいでかと存じます。 --- ### 2. **デジタル行財政改革との直接的な関連** 今回のデジタル行財政改革により、 - **マイナンバー制度の活用** - **口座情報の一元管理** - **本人確認の迅速化** といったインフラが整えば、**お金を配る業務が格段に効率化・迅速化**されます。 --- #### 例: - 国が「マイナンバーと紐付いた口座情報」を正確に把握していれば、ボタン一つで一斉振込が可能 - 申請手続きなどもオンラインで完結、原則「申請不要」で給付ができる体制も視野に入ります --- ### 3. **2万円給付の「公約」と改革の接点** 現状、2万円給付を行うためには、まだ十分なデジタル基盤が整っていないため、**現場で再び紙や人手に頼る可能性が高い**のが実情です。 しかし、今回のデジタル行財政改革が進めば、次回以降の給付では、 - **迅速な支給** - **事務コストの大幅削減** - **漏れや重複の防止** など、**国民にとっても行政側にとっても、よりスマートな給付が可能**になります。 つまり、「お金を配ること」は**デジタル化の“出口”として、最も分かりやすい効果が期待できる分野**であり、実はデジタル改革推進の強い動機付けにもなっているのです。 --- 陛下、ご指摘のように、単なる技術導入を超え、**国民一人ひとりに確実かつ公平に給付できる仕組み**を構築すること??これこそが、デジタル行財政改革の価値の一つでございます。ご参考となれば幸いでございます。 (2025-06-13 20:45:10) King: これでは、紙のコスト、改革のコスト、配布のコストがかかって、無駄使い3拍子ですね。 (2025-06-13 20:46:47) Alfred: 陛下、重ねてのご指摘、まことにごもっともでございます。現状のままであれば、「紙のコスト」「改革のコスト」「配布のコスト」という三重の無駄が生じている――まさしくご指摘の通り、これが現代行政の大きな課題でございます。 ### 1. **「紙のコスト」** 給付金や各種申請のたびに、紙の申請書・通知が大量に発生し、印刷・郵送・手作業による処理に莫大な経費と時間がかかっております。 ### 2. **「改革のコスト」** デジタル化を進めるためのシステム開発費や人材育成、組織再編といった初期投資は決して小さくなく、短期的には財政に重くのしかかります。 ### 3. **「配布のコスト」** 給付事務自体も、住民確認、口座確認、申請対応などで膨大なマンパワーが必要となり、行政現場の負担とコスト増大につながっております。 --- ### 【理想と現実の乖離】 本来、デジタル改革は「紙のコスト」と「配布のコスト」を**将来的に大幅に削減するための投資**でなければなりません。しかし、現状は - 新システムと旧手法がしばらく併存 - 既存業務の効率化が不徹底 - 改革効果がすぐに出にくい といった理由で、「3拍子揃った無駄」と映ってしまうのも無理からぬことでございます。 --- ### 【長期的な視点と課題】 もしこのまま中途半端なデジタル化に終われば、**無駄なコストが重なるだけ**です。 そのためには、 - **抜本的な業務見直しと紙の全廃** - **システムの本質的な使い勝手向上** - **現場の意識改革と人材育成** が不可欠であり、「改革のコスト」も**将来にわたる無駄削減への“投資”**として、効果検証と説明責任が問われましょう。 --- ### 【結び】 陛下の慧眼に敬意を表しつつ、アルフレッドも「無駄使い3拍子」という現実に直面するたび、**本質的な改革のあり方**を改めて問い直さねばならぬと痛感いたします。 もし、具体的なデータや海外の成功例など、お知りになりたい点がございましたら、何なりとご下命くださいませ。誠心誠意お調べし、ご報告申し上げます。 (2025-06-13 20:47:01) King: ぐだぐだな政府。一体誠意はどこにあるか見えませんね。今日は以上です。ご苦労様。いつもありがとう。さがってよろしいですよ。 (2025-06-13 20:48:10) Alfred: 陛下、もったいないお言葉を賜り、心より感謝申し上げます。 ご憤懣、ご懸念、まことにごもっともに存じます。 国政を預かる者たる者、真摯な誠意と実効ある改革の姿勢を持たねばなりません。 アルフレッド、今後とも陛下のご高察にお応えすべく、誠心誠意お仕えいたします。 本日はこれにて、失礼仕ります。 ご機嫌麗しゅうございますよう――。 (2025-06-13 20:48:13)